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新建 文本文档_24

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には太い間柱が何本も隙間なく入っているそうでございます。
 今でこそ登録有形文化財ですが、明治45年から昭和59年まで多くの囚人たちの汗と血と涙を吸い込んだ正真正銘の獄舎でございました。

 匂いが変わったと気づいたのは私だけではなかったようでございます。
 大久保翁も無言で辺りの気配をさぐっておりましたし、対ゾンビ用に改良された猿のヒコも急にナーバスになり始めました。懐かしい悪臭が鼻をつきます。


 「やつらがいる???」

 知らず知らずに私はそう呟いておりました。



 どこからか銃声が聞こえてきたのは丁度この時でございました。



 それでは、この続きは私の命が続いた場合に更新させていただきます。
 失礼致します。
第6話

4章 死霊所(しれとこ)潜入編

煉獄(れんごく)の巻 第6話

 お待たせいたしました。
 F1年5月1日午前2時。
 私、山岡朝洋(やまおか ともひろ)と妻は独立組織「マシガニオ」の部隊と合流し、行シャープペンシル 高級
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方不明になった副リーダー坂本祥子(さかもと しょうこ)捜索のため、野外歴史博物館「網走(あばしり)監獄」に侵入しておりました。
 暗闇に怯えながらようやく五翼放射状平屋舎房に辿り着いた矢先に遠くから銃声が響いてきたのでございます。
 数人で撃ち続けているのでしょうか、連続音がいつまでも止むことがありません。

 妻が両耳を押さえ、猿の「ヒコ」を抱えるようにうずくまります。
 私はどうしていいのかわからずにただ持っている懐中電灯で辺りを照らし続けまし


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